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zoom RSS 川崎歯科技術研修センターとその学生たち

<<   作成日時 : 2017/03/06 08:10   >>

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中国の北京市に“川崎歯科技術研修センター”という名称の研修センターがつくられました。
去年の7月から一期生20名の教育を始めています。
といっても、私が個人でつくった研修センターではありません。
弊社Lラボ(北京Lelejia医学技術有限公司)の新設された研修施設です。
王社長の要望で研修センターの名称に私の名前である“川崎”がつけられたものです。
私の名前を中国の歯科技工界にいつまでも残したいという王社長の考えによるものです。

考えてみれば、私も今年で76歳になります。
28歳で歯科技工士になったときには、まさか75歳を過ぎてまで健康で、歯科技工の仕事にかかわるなど想像もしていませんでした。
言うまでもなく、金銭的に恵まれることが多くはない歯科技工士にとっては、自分の健康だけが財産のようなものです。
そのため、私も年一回は帰国して、かかりつけ病院に入院し、検診を受けるように心がけています。
血液検査はもちろんのこと、CT、MRI、胸部レントゲン、内視鏡などによって
頭部や心臓をはじめ、胃や大腸などあらゆる臓器を徹底的に検査していただいています。
今年もおかげさまで大きな問題もなく検査を終えることができました。
30年連れ添った亡き妻が生前、「あなたの悪いところはすべて自分が持って行くから・・」と言ってくれた言葉が、20年過ぎた今も思い出されます。


以下の写真は、川崎歯科技術研修センターにおける指導風景などです。

図1.彼らは私が指導している実習生たちです。大学本科、大学専科、職業訓練学校などの口腔修復工芸科(日本でいう歯科技工士科)の学生たちです。彼らは17歳から24歳の学生で、昨年、Lラボに採用された実習希望学生約100名の中から社内試験で選ばれた20名です。

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図2.パソコンを使用する講義やデモが伴う実習に使用している実習室Aです。

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図3、4、5.ポーセレンファーネスをはじめ、溶接機/仮着機なども備えた実習室Bです。

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図6、7.作業模型製作や鋳造などを行う作業室です。

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図8、9,10.私専用の部屋ですが、実習を伴わない少人数の講義、歯科医師のための研修や打ち合わせの場としても使用しています。

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図11.川崎歯科技術研修センターのCAD/CAM基礎訓練室です。ここでは主に、歯科医院からEメールで送られる口腔内スキャン印象によるstl.ファイルを処理して、ガラスセラミックによるインレーやクラウンなどを製作する練習をしています。講師はLラボ本社のCAD/CAM部主任の张玲玲にお願いしています。

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図12,13、14.Lラボ本社のCAD/CAM部です。Lラボ本社は川崎歯科技術研修センターから徒歩で10分位の位置にあります。EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形装置)や大型切削機など種々備えています。CAD/CAMを用いて製作されるほぼ全てのものがこの部門で製作されています。
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弊社の王社長からは、3年でも5年でも、できるだけ長く研修センターで指導して欲しいと言われています。
年老いても出来る仕事があって、若い人たちと仕事を通して毎日交流できるということはありがたいことです。
日本の歯科技工士という資格があるからこそだと思っています。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「中国の歯科技工界にいつまでも残したい」とまで評価されたのですね。とても素晴らしいことです。ご自愛なさって、末永くご活躍ください。
としじい
2017/03/07 12:14
としじいさんへ

コメントありがとうござます。
実習生たちはとても素直で、また真面目に臨床実習をしています。
失敗すれば責任を感じて、自主的に深夜1時や2時まで残って再製しているようですが、彼らに暗い表情はありません。
今は毎日、彼らの笑顔を見ることが、私の生きがいとなっています。
王譯平
2017/03/07 22:34

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