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zoom RSS 徳島大学名誉教授 坂東永一先生への返信/ジョウリレーターの開発動機について

<<   作成日時 : 2018/04/05 09:55  

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論文公開サイトのJ-STAGEをご紹介いただきありがとうございました。
早速、ユーザー登録を済ませました。
おかげさまで、これからはインターネットをとおして、少しずつでも色々な論文を読ませていただき、仕事に役立てたいと思っています。
また、開発しました口腔内描記装置の一種である “ジョウリレーター” について報告した日本顎咬合学会誌の私の論文をお読みいただきありがとうございました。
また、下図 “ジョウリレーター” についての過分なご評価をいただき重ねてお礼を申し上げます。

画像


中国ではFacebook、Twitter、YouTube、Googleは全く使用できませんので、それらから情報を得ることはできません。
また、livedoorやYahooのホームページは見ることができるのですが検索エンジンは使用できません。
検索エンジンで使用できるのはniftyとgooそれにmsnくらいですが、GoogleやYahooなどの検索エンジンと比べると内容が薄いように思われます。
中国は中国共産党による一党支配の影響が大きくて色々な規制があるようですが、国民は黙って従うしかない状態のようです。

ところで、私は1970年に個人でラボを開業し、妻の父や兄(共に歯科医師)と一緒に約13年間、彼らの技工物の製作に携わりました。
(妻とは、妻が24歳のときに結婚したのですが、結婚30周年を4ヶ月後に控えながら、1996年8月14日、彼女はひとりであの世へ旅たちました)

当時、義父と義兄の歯科医院と私の自宅兼ラボとは距離が近かったということもあり、また、テレスコープ義歯の一種であるIRVなど、一口腔単位の複雑な症例が多かったために、印象や咬合採得、試適や最終セットなど、そのたびにチェアーサイドで立ち合うことが多く、患者様の口腔内の情況を知るうえでとても良い機会を得ることができました。

当時、義父と義兄に無理を言って全調節性咬合器であるスチュアート咬合器とパントグラフ一式を歯科医院に導入してもらったことがあります。
当時で140万円位だったと思います。
分厚い翻訳文の説明書が付いていて、それだけが頼りで、咬合器とパントグラフの取扱い方法を一所懸命に勉強した記憶があります。
自分たちでも試し、その後、2〜3人の患者さんに使用したこともあります。

その結果、スチュアート咬合器もパントグラフも咬合を勉強するための良い教材ではありましたが、咬合を挙上して記録する必要があるパントグラフは重くて、安定した顎運動ができないことや、それに、最も重要な中心位採得では、天然素材「ミツロウ」を使用したワックスを用いた方法であるため、術者の経験によって結果が左右されることなどを考えると、これらの方法は、一口腔単位の臨床ケースには問題点が多いという結論に至り、以後、パントグラフに関しては全く使用することがなくなりました。

これらの臨床上の経験によって、
1.無歯顎、有歯顎にかかわらず、あらかじめ決められた咬合高径を保ち、その距離に変化を与えることなく中心位の採得をすべきではないかということ
2.パントグラフによる記録をもとに顆路角を調節する全調節性咬合器の必要性はなく、チェックバイトを用いて顆路角を調節する半調節性咬合器の使用で臨床上十分でないかという思いに至ったこと

これらの思いをはじめ、その他の色々な技術的問題点を解決したいという思いが積み重なり、 “ジョウリレーター” を開発する動機や切掛けとなった次第です。

すでに40年以上の歳月が過ぎ去った1973年頃の話です。

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