EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その7)

どのような技術にしろ、問題が生じた場合は、まず、その原因が何であるかを突き止めなければなりませんが、その場合、最も大きな原因と考えられるものから順番に、ひとつずつ条件を変えてテストを行うことになります。 もし、条件を一度に2コ以上変えてテストした場合、たとえ問題が解決できたとしても、当然ながら、何が最も悪い影響を与えている原因だったの…
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その6)

ドイツ・EOS社の3Dプリンター、EOSINT M270のレーザーシンタリング造形法によって、適合テストのためのブリッジフレームが作られ、私のもとに届けられました。 すでに、応力緩和処置が終わり、サポートピンも取り外されています。 Lラボでは、すでに約3年前からこの装置が使用されています。 EOS社のEOSINTはその後M280 …
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その5)

レーザーシンタリングによって造形されたクラウンコーピングやブリッジフレームです。 それぞれが、造形用のベースプレートの表面に多数のサポートピンで支えられ、焼結されているのがわかります。 ひとつのベースプレートにはクラウンコーピングにすると約150~200個を配置できます。 配置した数量のものが、同時に、自動的に製作されることになり…
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その4)

Lラボに導入されているドイツ・EOS社のEOSINT M270は、3次元CADデータをもとに、金属粉末をレーザビームで一層ずつ溶融固化し、それを積層しながら3次元的な造形を行う装置です。 最近は、このような高精度のレーザーシンタリング造形装置も、積層造形装置の総称である3Dプリンターと呼ばれるようになったそうです。 CADで設計…
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その3)

作業模型をスキャンする場合には、まず、可撤可能な歯型を装着した状態で本模型のスキャンを行い画像データが作成されます。 その後、それぞれの歯型を本模型から取り外し、各歯型のスキャンを行い、歯型の画像データが作成されます。 更にその後、本模型とそれぞれの歯型の画像データが一体化され、設計のための最終画像データが作成されることになります。…
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その2)

中国の歯科技工学校の教育システムでは、3年の就学期間の最後の1年間はラボでの実習が義務付けられています。 LラボのCAD/CAM部門にも、技工学校の実習生が一人配属されています。 1m80cmを超す長身の彼は、ラボの出勤時間の8時には出勤し、昨晩完成した技工物の半完成品を各担当部門へ届けます。 ジルコニアによるコーピングやフル…
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EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その1)

彼女の名前は張玲玲(ジャン・リンリン)といいます。 17歳で北京のLラボに就職し、すでに10年の歳月が流れました。 現在はCAD/CAM部門のチームリーダーをしています。 LラボのCAD/CAM部門は9人で構成され、女性が6人を占めています。 張玲玲はCAD/CAMの操作に長けていて、私の要求を正確にパソコン画面に再現してくれま…
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“1998年の「技工未来の草案フォーラム」を回想する”を拝読して

としじいさんへ; “1998年の「技工未来の草案フォーラム」を回想する”を拝読いたしました。 http://pene.at.webry.info/201408/article_5.html 実現を目指したのは、“最終的には「保険技工料金の直接請求権」だった”と書かれていますね。 目的を達することはできませんでしたが、私た…
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第7回海外OneDセミナーでの役割を終えて

東京で開催された第7回海外OneDセミナーでの役割を終えて、すでに北京のLラボでの仕事を始めています。 そのセミナーにおける画像をアップいたします。 朝早くから多くの方々が参加されました。 私の初日の講演テーマは、「中国ラボにおける現状」についてでした。 二日目は「咬合再構築を行う際の機能的なワックスアップ法」に…
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“第7回 海外OneDセミナー”にて講演することになりました

7月12日と13日の2日間、東京で“第7回 海外OneDセミナー”が開催されます。その演者として招待を受けました。 私は、初日の午前9時から1時間30分の予定で“中国ラボにおける技術の標準化と分業による問題点”というテーマで講演いたします。 中国のラボでは当然のように、分業による技工物の製作が行われています。 作業の能率化という点…
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北京のLラボにおける咬合器の調整作業

約2年半ぶりに北京へ戻ってきました。 4月3日より北京のLラボで勤務を始めています。 このラボにおける主な任務は技工物の咬合に関する問題を改善することです。 検査部の主任の話によりますと、何年もの間、技工物の咬合についてのクレームに悩まされ、改善されないままの状態が続いているそうです。 Lラボに限らず、ラボ見学をする際にはど…
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CAD/CAMを併用し、PMMA樹脂によるプロビジョナルな上部構造

最近は、私自身が技工物を製作することはほとんどありません。 中国のラボでは分業制で技工物の製作を行いますので、それぞれの担当者に製作方法を教えたり、指示を与えたりしながら技工物を作らせている状況です。 ところが、長沙市のKラボに併設されているP歯科医院の院長とその患者さん自身からぜひ私自身の手で作って欲しいと依頼がありました。 と…
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長沙市のKラボを去るときが来たようです。

長沙市にあるKラボの立ち上げに関わってから、やがて1年と8ヵ月が過ぎようとしています。 投資家集団によるラボの設立であったため、歯科技工部門に関しては、ほとんど知識も経験もない人達ばかりでした。 そのため、ラボの設計をはじめ、設備や機器、材料の選定など、私の過去の経験をもとに進めてきました。 また、雇用された歯科技工士の教育や指導…
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5年前、中国の長春市から友人に送った手紙

その後、お変わりなくお過ごしのことと存じます。 中国へ旅立つ前日には、亡き妻の友人であるあなたに思いがけなくお会いでき、その上、お昼のご馳走にまでなり、ほんとうにありがとうございました。 早いもので、その日からやがて1年が過ぎようとしています。 本来なら、もっと早くお礼と近況報告の手紙を差し上げなければならなかったのですが、中国の…
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中国製技工物の輸入代行会社をアメリカで経営する友人からの便り

アメリカで活躍している歯科技工士の友人から、メールで新年の挨拶をいただきました。 折に触れ、本ブログの内容についての感想やコメントもいただいています。 今回も考えさせられる多くの内容が含まれていましたので、勝手ながら、一部転載させていただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新年明けましてお…
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中国のラボで働く人達は歯科技工士というより単純労働者?

“中国における日本式歯科技工サービス・歯科技工教育の 提供に向けた実証調査” という報告書 をインターネット経由で読むことができます。 平成25年3月付、株式会社ジーシーによるものです。 http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kokusaika/do…
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北京を去って帰国する友人へ

長沙を少し長く留守していたものですから、ご返事が遅れて大変失礼いたしました。 折角、お知り合いになれたのに、日本へ帰られるとのことでとても残念に思っています。 私どものKラボのことは気になさらないでください。 もし、ご縁があれば、将来、貴医院の先生方ともお仕事をさせていただけるかもしれません。 外国で生活していると、思わぬ変化が…
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歯科技工物の輸入代行会社から退職予定の友人へ

メール拝見しました。 いつかはとは思っていましたが、やはり退職を決意されたのですね。 淋しくなります。 将来、どのような会社であれ、あなたには、できれば歯科の業界にこれからも残って欲しいと考えています。 あなたが退職されることについては、社長もさぞ残念に思われていることでしょう。 社長のお気持ちがわかるような気がしま…
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分業体制で製作された歯科技工物

長沙市のKラボでも、他の中国ラボのように分業体制で歯科技工物を製作しています。 分業で製作する場合、各ステップにおける作業終了後の検査が非常に重要となります。 中国のラボで働く人達は、自分の作業に関した技術以外はほとんど持ちあわせていないからです。 また、彼らが持ち合わせている技術も往々にして間違った方法であったり、人によって能力…
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中国のラボで働いている若い中国人の考え方

約3年半、北京市のMラボ、東莞市のDラボ、長沙市のKラボと渡り歩いているうちに、歯科技工物を製作している中国人の考え方を少しは理解できてきたように思います。 彼らの歯科技工に対する考え方は、日本人歯科技工士の考え方とは大きくかけ離れているように思われます。 彼らとの考え方の違いは、Kラボに応募してきた三十数名の若い人達の面接を通して…
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Kラボに併設されたP歯科医院

日本では、歯科技工士法によって歯科技工を営む者が規制されていますが、中国ではそのような規制はなく、誰でもその日から歯科技工の業務に携わることができます。 そのため中国のほとんどのラボでは、歯科技工物を一種の工業製品と考えて、一定水準の歯科技工物を分業によっていかに大量生産できるかが問題とされます。 大型ラボになるほど、歯科技工所は工…
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中国長沙市におけるKラボの立ち上げ

長らく更新を怠りすみませんでした。 私の歳が歳だけに長患いをしているのではないかと、友人からの問い合わせもありました。 あるいは、いつもの流浪癖がでて、他の国で彷徨っているのではないかという心配のメールもいただきました。 現在の歳になるまで、日本、スイス、ドイツ、中国などの国々で合計11カ所のラボでの勤務経験がありますので無理もあ…
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中国における技工用機材の購入価格

中国では新年を旧正月で迎えます。 旧正月は“春節”と呼ばれ、今年は2月10日が旧暦の元旦となっています。 農村や他の地方から働きに来た人たちは、すでに故郷へ帰りはじめました。 私の愛弟子で助手でもある侯暁文も、一昨日、北京の実家へ帰りました。 誰もが2週間から20日間の休暇をとります。 Kラボの内装工事をしている作業員の人たち…
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中国ラボの将来性は本物なのか?

17年前に逝った妻の旧約聖書を書棚から取り出し、久しぶりに開いてみました。 『バベルの塔』についての記述は、創世記第11章にありました。 私が住む長沙市には“世界一高い838mのビル建設”が予定されています。 http://xiaolong1017.at.webry.info/201207/article_1.html そのこと…
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中国での生活と愛弟子

10月に入って、またひとつ歳をとりました。 若い頃には、71歳にもなって歯科技工の臨床に携わることができるなど、予想すらしていませんでした。 誕生日には、北京のMラボで知り合った暁文(シャオウェン)がケーキを持参してくれました。 知り合ったときは19歳だった彼女も、一か月後の11月には23歳になります。 彼女は北京のMラボを私と…
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Kラボにおけるメインスタッフ

2週間ほど前に、Kラボにおけるメインスタッフの宣伝用写真撮影が行われました。 それぞれポーズをとらされ、プロのカメラマンによるスタジオ内における撮影です。 ネットのホームページや印刷物、テレビのコマーシャルなどにも使用されるそうです。 前列中央が私で、後列のメガネをかけた女性がラボの所長です。 後列左右両端の若い女性たちは、…
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勧めたくない中国でのラボ開設

湖南省長沙市におけるラボ開設のために、計画の初期段階から関わることになり、すでに約4ヶ月が過ぎようとしています。 ラボの設計などについては、下記のURLでもその概略をご紹介しました。 http://xiaolong1017.at.webry.info/201207/article_1.html ラボの正式名称は、“湖南普仁凱頓義歯…
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“尖閣列島国有化に抗議するデモ”/暴徒に襲われた平和堂”の記事削除についてのお詫び

9月15日付で「長沙市における“尖閣列島国有化に抗議するデモ”/暴徒に襲われた平和堂」という記事をアップいたしましたが、他国の政治にかかわる内容でもありましたし、アクセス数も通常の4~5倍と急激に増えましたので、慎重を期して削除しました。 他の人から特に強制されたわけでもありませんし、問題が生じたからというわけでもありません。 …
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あるひとりの日本人歯科医師が進まれる道

医科歯科通信の“今日の歯科ニュース”に下記の投稿文が掲載されていました。 http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/ 歯科医院を廃業され、中国ラボのコンサルタントになられたという歯科医師の方による投稿文です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
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海外委託技工を考えている友人への提案

もし、中国ラボへの再委託を業務とする新会社を設立されるのであれば、日本の歯科技工業界に漂う閉塞感を打破し、特に、小規模ラボが活性化するような事業展開をしていただきたいと思います。 例えば、“3Dテクニックを中心とした新サービス会社”などはいかがでしょうか? 中国では、7~8軸の大型研削加工機が導入されている大規模ラボもあります。 …
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