中国のラボで働いている若い中国人の考え方

約3年半、北京市のMラボ、東莞市のDラボ、長沙市のKラボと渡り歩いているうちに、歯科技工物を製作している中国人の考え方を少しは理解できてきたように思います。 彼らの歯科技工に対する考え方は、日本人歯科技工士の考え方とは大きくかけ離れているように思われます。 彼らとの考え方の違いは、Kラボに応募してきた三十数名の若い人達の面接を通して…
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Kラボに併設されたP歯科医院

日本では、歯科技工士法によって歯科技工を営む者が規制されていますが、中国ではそのような規制はなく、誰でもその日から歯科技工の業務に携わることができます。 そのため中国のほとんどのラボでは、歯科技工物を一種の工業製品と考えて、一定水準の歯科技工物を分業によっていかに大量生産できるかが問題とされます。 大型ラボになるほど、歯科技工所は工…
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中国長沙市におけるKラボの立ち上げ

長らく更新を怠りすみませんでした。 私の歳が歳だけに長患いをしているのではないかと、友人からの問い合わせもありました。 あるいは、いつもの流浪癖がでて、他の国で彷徨っているのではないかという心配のメールもいただきました。 現在の歳になるまで、日本、スイス、ドイツ、中国などの国々で合計11カ所のラボでの勤務経験がありますので無理もあ…
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中国における技工用機材の購入価格

中国では新年を旧正月で迎えます。 旧正月は“春節”と呼ばれ、今年は2月10日が旧暦の元旦となっています。 農村や他の地方から働きに来た人たちは、すでに故郷へ帰りはじめました。 私の愛弟子で助手でもある侯暁文も、一昨日、北京の実家へ帰りました。 誰もが2週間から20日間の休暇をとります。 Kラボの内装工事をしている作業員の人たち…
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中国ラボの将来性は本物なのか?

17年前に逝った妻の旧約聖書を書棚から取り出し、久しぶりに開いてみました。 『バベルの塔』についての記述は、創世記第11章にありました。 私が住む長沙市には“世界一高い838mのビル建設”が予定されています。 http://xiaolong1017.at.webry.info/201207/article_1.html そのこと…
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中国での生活と愛弟子

10月に入って、またひとつ歳をとりました。 若い頃には、71歳にもなって歯科技工の臨床に携わることができるなど、予想すらしていませんでした。 誕生日には、北京のMラボで知り合った暁文(シャオウェン)がケーキを持参してくれました。 知り合ったときは19歳だった彼女も、一か月後の11月には23歳になります。 彼女は北京のMラボを私と…
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Kラボにおけるメインスタッフ

2週間ほど前に、Kラボにおけるメインスタッフの宣伝用写真撮影が行われました。 それぞれポーズをとらされ、プロのカメラマンによるスタジオ内における撮影です。 ネットのホームページや印刷物、テレビのコマーシャルなどにも使用されるそうです。 前列中央が私で、後列のメガネをかけた女性がラボの所長です。 後列左右両端の若い女性たちは、…
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勧めたくない中国でのラボ開設

湖南省長沙市におけるラボ開設のために、計画の初期段階から関わることになり、すでに約4ヶ月が過ぎようとしています。 ラボの設計などについては、下記のURLでもその概略をご紹介しました。 http://xiaolong1017.at.webry.info/201207/article_1.html ラボの正式名称は、“湖南普仁凱頓義歯…
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“尖閣列島国有化に抗議するデモ”/暴徒に襲われた平和堂”の記事削除についてのお詫び

9月15日付で「長沙市における“尖閣列島国有化に抗議するデモ”/暴徒に襲われた平和堂」という記事をアップいたしましたが、他国の政治にかかわる内容でもありましたし、アクセス数も通常の4~5倍と急激に増えましたので、慎重を期して削除しました。 他の人から特に強制されたわけでもありませんし、問題が生じたからというわけでもありません。 …
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あるひとりの日本人歯科医師が進まれる道

医科歯科通信の“今日の歯科ニュース”に下記の投稿文が掲載されていました。 http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/ 歯科医院を廃業され、中国ラボのコンサルタントになられたという歯科医師の方による投稿文です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
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海外委託技工を考えている友人への提案

もし、中国ラボへの再委託を業務とする新会社を設立されるのであれば、日本の歯科技工業界に漂う閉塞感を打破し、特に、小規模ラボが活性化するような事業展開をしていただきたいと思います。 例えば、“3Dテクニックを中心とした新サービス会社”などはいかがでしょうか? 中国では、7~8軸の大型研削加工機が導入されている大規模ラボもあります。 …
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世界一を目指す中国の人たち

湖南省長沙市という都市の名前を初めて知ったのは、2ヶ月程前のことです。 北京市に本社がある投資会社のD社長からオファーを受けたときです。 高い技術レベルの歯科技工所を開設したいので、技術管理総監督として長沙市へ来て欲しいという依頼です。 その面談の際に、長沙市が毛沢東の生誕の地で、青春時代を過ごした地であることも知りました。 …
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日本歯科新聞に掲載された中国ラボについてのレポート

何万匹とひしめき合っている小さな池から飛び出した一匹の蛙。 真水とは異なる未知の大海原に飛び込むには、過去と決別し、それなりの覚悟も必要でした。 今は、“住めば都”とはよくぞ言ったものだと思いながら、潮の流れに身を任せながら漂っています。 記事をクリックしたあと、拡大していただくと文字が読めます。
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北京デンタルショーで見た7軸によるCAM・スイス製大型切削加工機

今年も北京デンタルショーが4日間の日程(6/9~6/12)で開催されました。 2009年から毎年、4年続けて見に来ています。 歯科技工士に関係があるCAD/ CAM関連機器を見ますと、中国におけるCAD/CAMを利用した技工物への要求度が年々高まっているのを感じます。 3年前は、ジルコニアコーピングを倣い工法で製作するジルコンザー…
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日本歯科新聞のコラム“世界で活躍するサムライ技工士”

黒澤明監督の映画“七人の侍”を見たのは中学生の頃でした。 B29の空襲で焼け野原となった福岡市から母の実家がある田舎へ疎開してきたのは4歳のときです。 私が中学生の頃、その田舎の町にはじめて映画館ができました。 トタン屋根とベニヤ板で囲っただけの粗末な映画館でした。 雨の音で映画の音声が聞きづらいときもありましたが、当時としては…
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あるブログへの私のコメント

私も先代の管理人さんが書かれたブログを読んで心を打たれたひとりです。 私のブログにもそのことを書きました。 http://xiaolong1017.at.webry.info/201008/article_3.html 引き継がれたあなたがどのような方かは知りません。 ですが、半年程度でこの歯科技工界から去られたという方が、…
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CNC切削加工によるインプラント上部構造用フレーム

前回のCNC(コンピューター数値制御による工作機械)について、その関連した作業を少し分かりやすく、また、できるだけ詳しく説明して欲しいという知人のコメントを受けました。 本ブログはもちろん学術論文ではありません。 中国ラボの現状を、私が見た範囲内で誇張することなく、有りのままにお伝えしたいという趣旨で書いています。 そのため、その…
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CNC自動工作機械による精密技工

日記代わりに書き綴っていたメモをブログに残し始めてから、やがて2年が過ぎようとしています。 ウェブブログ事務局からのお知らせによりますと、アクセス総数はすでに10万回を超えたとのことです。 気が向いたときにしか更新しない私の拙いブログですが、見捨てることなくお立ち寄りいただいている皆様方へ心より感謝いたしております。 私は北京を離…
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インプラント・チームの若い歯科技工士は、歯科技工の楽しさを知っています

北京のMラボでの勤務は、12月末日となる明日が最終日になります。 1年契約で技術指導を引き受けたのですが、延長して欲しいとのことで、結局1年8ヶ月勤務することになりました。 私がMラボを去るということで、インプラント・チームのメンバーが送別会をしてくれました。 Mラボがインプラントの症例を始めたのは、4年前からのことだそうです。 …
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北京よ、娘たちよ「再見 !」

日本語の「さようなら」は、別れた後、もう二度と会えないような寂しさを感じますが、中国語の「再見(Zai Jian)」は、永遠の別れではなく、いつかまた会えるという希望を残した別れの言葉のように感じます。 Mラボで知り合い、その後、何かと私の世話を焼いてくれた二人の娘たち、侯晓雯(ホウ・シァオウェン)と陳昱州…
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アメリカに住む友人のメールで知った韓国の歯科技工業界の動き

アメリカに住む友人から、クリスマスの祝詞と一緒に韓国の歯科技工界に関する情報がメールで送られてきました。 海外に身を置き、その実情を把握している友人からの貴重な情報でもありますので、本ブログにも転載させていただくことにしました。 彼から届いたメールの概要は下記のとおりです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…
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CAD/ CAMによって作られた営業用サンプル模型

Mラボは北京市にありますが、営業の拠点は北京市だけではなく、東北地方のハルピン市や南方の上海市など広い地域におよんでいます。 それぞれの地域には担当者がいて、Mラボからは独立した形で営業活動を行っています。 印象や模型は直接歯科医院からも送られてきますが、営業担当者はそれぞれの地域で得意先の歯科医師と密接なコンタクトをとっているよう…
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“日本人熟練技工士の指導者”を求める中国のラボ

10数年間アメリカに住み、現地の女性と結婚され、10代になる娘さんと3人で幸せな家庭を持たれている友人がいます。 彼もまた私と同じ日本人歯科技工士です。 彼はアメリカにある歯科技工物の輸入代行会社で、国際部門の役員をされています。 その彼からメールをいただきました。 私が近く北京を離れるということをこのブログで知り、中国広東省の…
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急速に進む中国ラボのCAD/ CAM導入

私が現在勤務している北京のMラボは、従業員130名ほどの規模です。 中国では決して大きなラボとはいえません。 海外との取引は少なく、総売上の5%にも満たない状態ではないかと思います。 日本からの臨床ケースは一切引き受けていません。 中国市場の上層階級を狙うというのが、Mラボの経営方針のようです。 そのせいか、ジルコニア・コーピ…
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日本歯科新聞に掲載された講演要旨とコメント「中国の歯科技工と海外技工事情」

愛知県歯科技工士会学術大会におけるチャン・ユウジョウ女史の講演要旨、および、京都大学再生医科学研究所助教の都賀谷紀宏氏のコメントが日本歯科新聞に掲載されました。 私たち歯科技工士にとって、多くの示唆に富んだ内容となっています。 画像をクリックすると実物大に拡大できます。
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日本歯科新聞に掲載された講演要旨

東京にいる友人から、日本歯科新聞に掲載された講演要旨がメールで送られてきました。 愛知県歯科技工士会学術大会で講演した主な内容が、記者の方によって詳細に書かれていました。 立場の違いによっては、当然、異なった意見をお持ちの方もおられると思いますが、講演では、現在における中国の実情を、私が知り得た範囲内でご報告しながら、日本の歯科技工…
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保団連によって撒き散らされる風評被害

中国のラボで歯科技工の技術指導をしていますと、中国の歯科技工と関わりがある人達からメールをいただいたり、相談を受けたりすることが多々あります。 歯科技工士や歯科医師の方々からだけではなく、歯科メーカーや歯科技工物の輸入代行をされている会社の方々からもメールが来ます。 これは、輸入代行をされている△△社の方からいただいたメールです。 …
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日技上層部で活躍する友人へのメールとその回答

日技上層部で活躍する友人へ; 一ヶ月ほど前に、私たち共通の友人であるK氏からメールをいただきました。 “平成23年9月26日に、厚労省から新しい通達が出たので知らせておきたい”とのことでした。 その通達は 厚生労働省医政局長通知で、 「歯科医療の用に供する補てつ物等の安全性の確保について」 http://www.nich…
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愛知県歯科技工士会学術大会の講演に関する感想やコメント

愛知県歯科技工士会学術大会の講演を終え、今日、北京へ戻ってきました。 予想以上に多くの方々においでいただき、これも愛知県歯科技工士会の方々のご努力のおかげだと心から感謝しています。 名刺をいただいた方々だけでも30名を超えていました。 愛知県内だけでなく、東京、大阪、京都、横浜、千葉などからも参加されていました。 京都大学の都賀…
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愛知県歯科技工士会学術大会で講演することになりました

10月23日(日)愛知県歯科技工士会主催の学術大会が名古屋市で開催されます。 その演者として招待を受けています。 私と、それに、前回のブログ記事でAnnette von Hajmasy女史の通訳をしています陳(Chen)さんも一緒に講演することになっています。 私は「中国歯科技工界の光と影」という講演テーマで、中国のラボ内における…
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