テーマ:中国の歯科事情

北京デンタルショーで見た7軸によるCAM・スイス製大型切削加工機

今年も北京デンタルショーが4日間の日程(6/9~6/12)で開催されました。 2009年から毎年、4年続けて見に来ています。 歯科技工士に関係があるCAD/ CAM関連機器を見ますと、中国におけるCAD/CAMを利用した技工物への要求度が年々高まっているのを感じます。 3年前は、ジルコニアコーピングを倣い工法で製作するジルコンザー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

CNC切削加工によるインプラント上部構造用フレーム

前回のCNC(コンピューター数値制御による工作機械)について、その関連した作業を少し分かりやすく、また、できるだけ詳しく説明して欲しいという知人のコメントを受けました。 本ブログはもちろん学術論文ではありません。 中国ラボの現状を、私が見た範囲内で誇張することなく、有りのままにお伝えしたいという趣旨で書いています。 そのため、その…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

CNC自動工作機械による精密技工

日記代わりに書き綴っていたメモをブログに残し始めてから、やがて2年が過ぎようとしています。 ウェブブログ事務局からのお知らせによりますと、アクセス総数はすでに10万回を超えたとのことです。 気が向いたときにしか更新しない私の拙いブログですが、見捨てることなくお立ち寄りいただいている皆様方へ心より感謝いたしております。 私は北京を離…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

CAD/ CAMによって作られた営業用サンプル模型

Mラボは北京市にありますが、営業の拠点は北京市だけではなく、東北地方のハルピン市や南方の上海市など広い地域におよんでいます。 それぞれの地域には担当者がいて、Mラボからは独立した形で営業活動を行っています。 印象や模型は直接歯科医院からも送られてきますが、営業担当者はそれぞれの地域で得意先の歯科医師と密接なコンタクトをとっているよう…
トラックバック:1
コメント:1

続きを読むread more

急速に進む中国ラボのCAD/ CAM導入

私が現在勤務している北京のMラボは、従業員130名ほどの規模です。 中国では決して大きなラボとはいえません。 海外との取引は少なく、総売上の5%にも満たない状態ではないかと思います。 日本からの臨床ケースは一切引き受けていません。 中国市場の上層階級を狙うというのが、Mラボの経営方針のようです。 そのせいか、ジルコニア・コーピ…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

日本歯科新聞に掲載された講演要旨とコメント「中国の歯科技工と海外技工事情」

愛知県歯科技工士会学術大会におけるチャン・ユウジョウ女史の講演要旨、および、京都大学再生医科学研究所助教の都賀谷紀宏氏のコメントが日本歯科新聞に掲載されました。 私たち歯科技工士にとって、多くの示唆に富んだ内容となっています。 画像をクリックすると実物大に拡大できます。
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

愛知県歯科技工士会学術大会の講演に関する感想やコメント

愛知県歯科技工士会学術大会の講演を終え、今日、北京へ戻ってきました。 予想以上に多くの方々においでいただき、これも愛知県歯科技工士会の方々のご努力のおかげだと心から感謝しています。 名刺をいただいた方々だけでも30名を超えていました。 愛知県内だけでなく、東京、大阪、京都、横浜、千葉などからも参加されていました。 京都大学の都賀…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

CAD/CAMとプレス加工のコラボレーション

すでに、2007年にドイツの歯科技工雑誌Quintessenz Zahntechnikで発表されたテクニックですので、日本でもご存じの方が多いかと思います。 CAD/CAMで製作したジルコニアやコバルト・クローム合金によるフレームに、ニュータイプの硬質歯冠用レジン(dialogVario)をプレス加工する方法です。 その発表論文を書…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

CAD/CAMで製作されたジルコニア・フレームによるインプラントの1症例

“としじい”さんのコメントに、 「今頃CAD/CAMとなどとオープン化などと騒いでいますが、もはやCAD/CAMは技工ツールの一つです。鋳造機とポーセレンファーネスとCAD/CAMSystemなどの機械で、補綴物を製作するのです。現在CAD/CAMソフトは進化し、3次元加工機も5軸加工ではなく10軸加工機です。またレイザー加工機械、電…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

北京にラボ開設を検討している友人へのメール

毎日、お忙しいことでしょう。 北京はずいぶん涼しくなりましたよ。 毎日の通勤が楽になりました。 ご依頼の「北京にラボを設立する場合に必要な設備、および、その費用」のリストを作成しましたのでご参考ください。 但し、CAD/CAM技工に必要なスキャナーは含まれていません。 あくまでも、概略の見積価格ですので、実際に購入される場合に…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

中国と日本の歯科メーカーにおけるコラボレーション

日本から永く離れているせいか、6月9日から12日にかけて行われた北京デンタルショーでは、日本企業とその関連ブースがとても気になりました。 中国でも良く知られている日本の歯科メーカーのブースです。 Mラボでもこれらのメーカーの材料や機械が使用されています。 北京デンタルショーでは、ホールで“日本口…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

中国の歯科技工士のレベルは日本よりも劣るのか?(後半)

侯(Hou)さんは19歳、北京にある職業学校の歯科技工士科を卒業して2年が過ぎました。 とても真面目で、優れた理解力を持つ歯科技工士です。 彼女は北京から西方の省にある蘭;州という市の出身です。 毎年、帰郷するそうですが、北京から夜行列車で約21時間かかるそうです。 その地は貧しく、日々の食を得るのも困難な人たちが今でも多くいる…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

中国の歯科技工士のレベルは日本よりも劣るのか?(前半)

売文家さんのブログに、“中国に日本の歯科医療を伝える”というタイトルの記事があります。 中国で指導されているという日本人歯科医師の話をもとに書かれています。 確かに、現在の中国は貧富の差が大きいため、この記事にあるように、戦後の日本の歯科医療と同じようなレベルの地域がまだ存在しているのかもしれません。 ただ、中国のそのような底辺の…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

ジェネリック・プロダクツによる中国製咬合器

“ジェネリック医薬品”は日常よく耳にする言葉で、ご存知の方も多いと思います。 特許期間が過ぎた医薬品を、それと同じ成分によって、同じ効き目が生じるように再生産された価格が安い医薬品のことです。 最近、中国でそれと同じような趣旨で生産されている咬合器があります。 オリジナルの咬合器はドイツ製で、日本にも輸入されているギルバッハ(Gi…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

レーザー焼結・造形システムによる大型ブリッジのフレーム

CAD/CAM担当者が、レーザー焼結・造形システムによって作ったブリッジをチェックして欲しいと私のところに持ってきました。 右上顎5から左上顎5までを連結した10歯の大型ブリッジでした。 未調整の状態ですと、支台歯の平行性が悪いこともあり、メタルコーピングのマージンは約1mm~1.5mmも浮き上がった状態で、適合…
トラックバック:0
コメント:7

続きを読むread more

レーザー焼結・造形システムが導入された北京のラボ(後)

Lラボにおけるレーザー焼結・造形システムの説明会は、午後6時から約2時間、EOS社の指導員の方によって行われました。 Lラボに併設されている歯科医院の先生方も数人参加されていました。 自分の経験や知識の範囲にない新しいシステムだけに、一日も早くその実情を知りたいという思いがありました。 レーザー焼結・造形機を見て、さらに、その説明…
トラックバック:0
コメント:5

続きを読むread more

北京のMラボが主催した学術講演会

日本で最後に参加した歯科技工の学術大会や講演会がいつだったのか、その記憶はすっかり薄らいでしまいました。 残り少なくなった蝋燭のゆらめく炎のように、過去の淡い思い出が今にも消え失せてしまいそうです。 4年前だったのか、5年前だったのか、それよりももっと前だったのかさえよく覚えていません。 臨床の現場にいるにもかかわらず、最近は専門…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北京のMラボで製作したインプラントの1症例

Mラボにおけるインプラント・チームは、ジルコニアでアバットメントを製作する者を含めると、総勢約10名で構成されています。 毎日、途切れなく、かなりの症例が送り込まれています。 使用されているインプラントはスウェーデン、スイス、ドイツの代表的なメーカーの製品がほとんどです。 その中から、最近セットされた1症例を簡単にご紹介いたします…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

日本では活かせぬ歯科技工士という国家資格?

北京のMラボには、将来、日本に行ってみたいという若い女性が何人もいます。 Mラボに併設された歯科技工学校を今年卒業して、その学校の助手をしているKe Xiaoyiさんもその一人です。 前髪を短くカットし、脚が長く、ほっそりとした170cm近い18歳の体形は、まるでファッションモデルのようです。 暇をみつけては、私のところに来て覚え…
トラックバック:2
コメント:0

続きを読むread more

中国の若い女性歯科技工士たち

アジア人の若い女性は、手先が器用で、また、仕事に集中できることから、手工業に適しているといわれています。 若い中国人女性の技工作業を観察していますと、つくづくそのとおりだと思います。 器用にまとめるだけでなく、作業も早いのです。 日本で小さなラボを経営していたときに、約7年間、私をサポートしてくれていた二人の若い女性歯科技工士…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ジルコニアコーピングを倣い工法で作る機械

イタリアにEnrico Steger氏という世界的に有名な歯科技工士がいます。 ジルコニアコーピングを倣い工法で作る機械、Zirkonzahn(日本ではジルコンザーンと呼ばれているようです)を発明したのが彼だということを最近知りました。 彼との初めての出会いは、1982年に京都の国際会議場で開催されたクインテッセンス・シンポジュ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

本物と偽物の咬合器

その当時、ドイツのギルバッハ(Girrbach)社の社長○○氏から、モニター用として新型のArtex咬合器を無償でいただいたことがあります。 アルコンタイプの最も複雑な機構をした機種でした。 「咬合器を開発したので、臨床に使ってみて、その結果を教えて欲しい」とのことでした。 わたしが西ドイツのラボに勤務していた1985年頃のことで…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北京デンタルショーで見たCAD/CAM

6月9日に開催された北京デンタルショーは、4日間の日程をすべて消化し、今日終了しました。 昨年の北京デンタルショーでは、ラボのブースに展示されている歯科技工物ばかりを見て回りました。 歯科技工の現場から離れてはいましたが、中国における歯科技工の技術レベルがどの程度かを知りたかったからです。 10数ヶ所のラボのブースに立ち寄った記憶…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

南アフリカの歯科技工大学を卒業した中国人歯科技工士のChenさん

Chenさんは26歳です。 2週間前に、Mラボへの入社が決まりました。 3ヶ月間のラボ内実習を経験した後、9月から、Mラボと提携、協力関係にある「北京市黄庄職業高中」の歯科技工士科の専任教師として赴任します。 笑顔がとても可愛い、清潔な感じがする女性です。 彼女は、約8年間の海外留学経験があります。 初めての留学は17歳の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中国の歯科医師

Mラボには、歯科技工物の試適や色調チェックのために、患者さんがよくやって来ます。 芸能人や中国の有名人も来るとのことですが、中国についての一般常識がほとんどない私には見分けがつきません。 患者さんは、歯科医師と一緒に来ることもあれば、一人で来ることもあります。 どちらかというと、一人で来ることのほうが多いように思われます。 …
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

歯科医師と患者のトラブル

3日ほど前のことです。 インプラントチームのリーダーをしているZhaoさんが、困ったような顔をして、「すみませんが、診療室まで来ていただけませんか?」と私がいる最終検査室へ入ってきました。 彼女は30歳代後半で、ご主人はモスクワ勤務の商社員だそうです。 Mラボには、患者さんの口腔内試適や歯の色調チェックをするための診療室があり…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北京の歯科技工専門学校

中国の首都、北京市には歯科技工士のための学校は4校しかありません。 いずれも国立です。 その歯科技工士のための学校には、3ランクあります。 レベルが高い方から大専(大学専科)、高職(高級職業大学)、中専(職業高校)と呼ばれています。 大専としては、「北京大学医学部口腔医学院」があります。 4年制で、入学資格は、大学への入学…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

歯科技工所や歯科技工物に関する中国の法律

日本で歯科技工所(ラボ)を開設することは、面倒なことではありません。 開設後、10日以内に所在地の保健所に必要な書類とともに開設届けを提出すれば、それで手続きは終わります。 後日、保健所から担当者の方が来られ、簡単なチェックが行われると、その後は何の管理も受けることはありません。 日本国籍があり、日本の歯科技工士免許を持っていれば…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北京における労働ビザの手続き

昨日の夕方、M.ラボの総務で働いているYangさんが娘を連れ、ご主人と一緒に私の自宅にやってきました。 娘は色白で4~5歳の可愛い子です。 私の労働ビザの手続きをするうえで必要な書類について、その説明に来てくれたのです。 長春市で滞在期間の延長手続きを済ませたLビザ(旅行ビザ)の有効期限が、今年の7月18日までありますので、そ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中国の歯科技工士資格試験

中国における歯科技工士の資格試験は、全国統一試験で、一年に一回行われるのだそうです。 聞くところによりますと、筆記試験に重点が置かれているようです。 試験対策用として分厚い本があります。 試験では、600の設問に答える必要があり、360以上が正解であれば合格となります。 実技の試験もあるそうですが、ワックスによる彫刻を1歯す…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more