テーマ:中国のラボ内教育

平成最後のブログ記事となりました/私の教え子たちとの懇親会

スイス・ドイツにおける約6年間の滞在を終え、愛知県の中部国際空港へ降り立った翌日の朝のことです。 名古屋市中区栄の大通り沿いにある松坂屋デパート前を、腕に喪章をした背広姿の多くの人達が足繁く行き来しているのを目にしました。 近くで葬儀が行われているのだろうとは思ったものの、その人数の多さを異様に感じたものです。 現在であれば、イン…
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川崎歯科技術研修センターの現状と移転の可能性

遅ればせながら、新年のお慶びを申し上げます。 弊社Lラボでは、大晦日と元旦だけは休日となりましたが、2日からは平常通りの業務を行っています。 中国ラボでは、日本の正月にあたる春節(今年は2月5日)までは非常に忙しい時期になりますので、弊社Lラボでもその間は土日の休みもなく業務を行うことになっています。 そして、それが過ぎると、待ち…
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アナログ技工とCAD/CAMのコラボレーション/インプラント技工の症例において

弊社Lラボの川崎工作室では、医療専門大学の実習生4名を含めて総勢25名の牙科技師(日本で言う歯科技工士)が働いています。 彼らは20歳から24歳の若い子達です。 医療専門大学の口腔修復工芸科(日本で言う歯科技工士科)を卒業して半年から1年半ほどの臨床経験しかない若い子達です。 そのため彼ら一人ひとりが、技術管理を任されている私に、…
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教え子たちが祝ってくれた“老師節”と八年ぶりに見る“万里の長城”

「いろんな面でご多忙とは分かっていても、このところ連絡が途絶えていたので、仲間たちと、もしかすると健康を害されているのでは?と心配していたところです」という友人からのメールが届きました。 現在のところ、いたって健康で特に問題もないのですが、来月の誕生日で77歳になる身ですので、同じ後期高齢者の友人たちが心配してくれるのも、もっともなこ…
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一年間の研修期間を修了した私の教え子たち

医療専門大学などの実習生が、弊社Lラボの川崎歯科技術研修センターで学ぶための材料費や教育費は、全て無料となっています。 また、宿舎や3食の食事代も無料、さらに生活補助費として1,000元(約1万6千円)が支給されます。 但し、一年間の研修期間終了後、さらに4年間、歯科技工士として弊社Lラボに勤務することが条件となっています。 勤務…
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郭暁琴の製作よるインプラントを含む咬合再構成の症例

郭暁琴(グオ・シアオチン)は、医療専門大学3年生の時に弊社Lラボの実習生として採用されました。 中国では、医科大学や医療専門大学および職業訓練学校における口腔修復工芸科(日本で言う歯科技工科)の学生は、3年生になると実習生として歯科技工所で1年間の技術訓練を受けなければならないようになっています。 郭暁琴は、その実習期間の半ばを過ぎ…
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口腔内スキャナーによる印象をもとに、CAD/CAMで製作された咬合再構成の症例

程石(チャン・シー)さんはすでに結婚されていますが、アラサー世代の魅力ある女性です。 北京首都医科大学の口腔修復工芸科(3年制)と専修科(3年制)を卒業され、その後、北京首都医科大学付属北京口腔医院技工センターに勤務されています。 英会話が堪能で、日本の鶴見大学へも留学経験があるそうです。 北京口腔医院技工センターには約90名の牙…
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アナログ技工とCAD/CAMのコラボレーションによる大臼歯クラウンの製作

私たち歯科技工士にとって、CAD/CAMは無くてはならないツール(工作機械)のひとつになりつつあります。 CAD/CAMでしか使用できない材料のジルコニアやガラスセラミックも日々進化しているように思われます。 しかし、CAD/CAMには、いわゆる人工頭脳が備わっている訳ではなく、歯科技工士の専門知識とのコラボレーション(共同製作)が…
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北京市からの立ち退きを強いられつつある歯科技工所

北京市では、昨年頃から工場に対する環境保護局による検査と締め付けがますます厳しさを増しているようです。 工場とみなされている歯科技工所(ラボ)も例外ではありません。 弊社Lラボにおいても、空気を汚染するような煙や粉塵を戸外へ排出していないか、騒音をたてたり、異臭が生じるような材料を使用したりしていないか、汚水の処理に問題がないかなど…
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徳島大学名誉教授 坂東永一先生へのE-mail/咬合を再構成するうえでのチェック・リストについて

この度、思いがけなく和田精密歯研株式会社顧問の三好博文先生から、坂東先生の最新の論文コピーとビデオをいただきありがとうございました。 できるだけ早くその感想をと三好先生から督促されていたのですが、遅くなり大変失礼いたしました。 私は1970年に28歳で九州の歯科技工学校を卒業いたしました。 石原門下生のお一人であられた坂東先生のお…
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三好博文氏への返信メール/ 古い時代の歯科技工士は、若い人たちの心を正しく読めているのでしょうか?

元歯科技工専門学校の講師で主任を勤められていた先生の歯型彫刻の意義についてのメールを転送していただきありがとうございました。 学校の先生だけあって、確かに理路整然とし、もっともな内容だと思います。 ただし、石膏を用いた歯型彫刻の教育は、ある程度の結果を出すまでには時間がかかり過ぎますので、臨床の現場で指導するうえでは、私自身は…
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三好博文氏への返信メール/石膏による歯型彫刻コンテストについて

平成23年3月に創刊された障がい社員新聞「絆」が今年9月で100号を迎えたという日本歯科新聞の記事を拝見しました。 編集・発行者の三好先生に心よりおめでとうございますと申し上げます。 ところで、その絆新聞103号に掲載されている鶴見大学歯学部歯科技工研修科セミナーについての記事で、和田精密歯研(株)主催G-1全国歯科技工学生歯型彫刻…
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医療専門大学卒業1年後に製作した教え子によるオールセラミックスの臨床例

弊社Lラボの研修センター(川崎歯科技術研修センターおよび川崎工作室)では、実習生に対して、半年間ほどは研修用模型を用いた基礎技術の指導と訓練を行います。 その後は、実習生各自の能力を考慮しながら臨床ケースを与え、臨床に即応できる方法や技術を個別に指導しています。 日本では、歯科技工士の国家資格を得ていない学生が臨床ケースの製作に携わ…
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基礎訓練2ヵ月後の実習生によるワックス・アップ

職業訓練学校や医療専門大学の口腔修復工芸科で学ぶ学生たちは、2年課程を修了した後、残された1年間をラボで実習生として臨床に即した技術を学びます。 2年課程の修了日は学校によって若干異なりますが、弊社Lラボにおける実習生の採用試験は毎年6月から7月にかけて行われています。 今年も、実習生の採用試験に合格した約100名の中から、更に面接…
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石膏棒を用いた歯型彫刻を一切行わない実習生のための基礎訓練/臼歯部の場合

つい最近のことですが、北京で「歯科医師のための咬合再構築」というテーマで研修された日本の著名な歯科医師の先生とご一緒させていただき、食事をする機会がありました。 その際、「中国には歯科技工学校は無いのでしょう?」と聞かれましたので、「とんでもありません、約400カ所の学校で歯科技工士の教育が行われていると聞いています」と答えます…
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実習生への修了証書授与と懇親会

本ブログはもともと、私自身のために、私の備忘録として書き始めたものですが、その後、中国のラボに勤務することになりましたので、中国における歯科技工界のことを日本の歯科関係者の方々に少しでも正しく知っていただければと、私が体験した範囲内でご報告させていただいております。 そのため、歯科関係者の方であっても専門分野が異なる方や、歯科関係者で…
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実習生たちによる初めての臨床ケース(臼歯部メタルボンド・クラウンの一例)

中国では、職業訓練学校(3年制)、大学専科(3年制)、大学本科(4年制)などの学校に口腔修復工芸科(日本でいう歯科技工士科)が設けられています。 その総数は約350校にのぼると言われます。 それぞれの学校では2年間(大学本科では3年間)の教育が行われますが、教科書を用いた理論面の教育が主で、日本の歯科技工専門学校のような実習や実技指…
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川崎歯科技術研修センターとその学生たち

中国の北京市に“川崎歯科技術研修センター”という名称の研修センターがつくられました。 去年の7月から一期生20名の教育を始めています。 といっても、私が個人でつくった研修センターではありません。 弊社Lラボ(北京Lelejia医学技術有限公司)の新設された研修施設です。 王社長の要望で研修センターの名称に私の名前である“川崎”が…
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実習生がワックス・アップしたダブル・スキャン・テクニックによるジルコニア・ブリッジ

ドイツ・カボ社のCAD/CAM装置“エベレスト”を前にして、ダブル・スキャンの方法に頭を悩ましながらテストを繰り返していたときのことが、昨日のことのように思い出されます。 2006年の暮れから、その翌年にかけてのことでした。 その頃、中国への海外委託技工が問題となり、2007年の6月には、歯科技工士の有志81名によって訴訟が行われる…
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実習生のために行っているワックス・アップの基礎訓練

中国における歯科技工士の養成と教育は、職業訓練学校や医療専門大学、あるいは医科大学本科などの口腔修復工芸科で行われています。 但し、日本の歯科技工専門学校で行われているような歯科技工技術の実技指導や実習が行われているわけではありません。 また、歯科技工に必要な諸設備を備えている学校はほとんどないようです。 そのため医療専門大学など…
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石膏による歯形彫刻が嫌いだった中国の実習生たち

16~7年ほど前になりますが、東京にあるT歯科医療専門学校で専攻科のための非常勤講師を引き受けたことがあります。 といっても、年間3~4日だけの特別講義と実習による授業です。 当時、私のラボにあったドイツ・カボ社製の咬合器8台をすべて持参し、学生に咬合器を操作させながら咬合に関する授業を行いました。 専攻科の2年生のための授業で、…
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私が行っている臨床実習生のためのラボ内研修(下)

実習生の研修に用いている模型とワックスアップする歯の部位(白矢印)です。 前歯部に関しては審美的な面も考慮しながら、 1. 中心咬合位における接触箇所と20μ程度のアンテリア・カップリング 2. 切端咬合位における上顎切歯と下顎切歯の接触 3. 前方運動時における前歯の誘導 4. 側方運動時における上顎犬歯…
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私が行っている臨床実習生のためのラボ内研修(上)

中国における歯科技工士のための教育期間は、大学本科で4年間、専門大学で3年間、中卒後に入学できる職業学校でも3年間となっています。 1、2年生の期間は、学校で基礎的な理論の教育と実習による指導が行われますが、3年生になると、実習生としてラボで10ヶ月間の臨床実習に携わらなければならないことになっています。 私が勤務していますLラ…
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中国の歯科技工士のレベルは日本よりも劣るのか?(後半)

侯(Hou)さんは19歳、北京にある職業学校の歯科技工士科を卒業して2年が過ぎました。 とても真面目で、優れた理解力を持つ歯科技工士です。 彼女は北京から西方の省にある蘭;州という市の出身です。 毎年、帰郷するそうですが、北京から夜行列車で約21時間かかるそうです。 その地は貧しく、日々の食を得るのも困難な人たちが今でも多くいる…
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中国の歯科技工士のレベルは日本よりも劣るのか?(前半)

売文家さんのブログに、“中国に日本の歯科医療を伝える”というタイトルの記事があります。 中国で指導されているという日本人歯科医師の話をもとに書かれています。 確かに、現在の中国は貧富の差が大きいため、この記事にあるように、戦後の日本の歯科医療と同じようなレベルの地域がまだ存在しているのかもしれません。 ただ、中国のそのような底辺の…
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中国におけるラボ内教育のひとつの方法

Mラボの品質管理室には、完成した歯科技工物のチェックと最終検査のための助手をしてくれている二人の女性がいます。 ひとりは、今年の春、“南アフリカの歯科技工大学”を卒業した26歳のChenさんです。 他のひとりは、北京の歯科技工専門学校のひとつ、“北京市黄庄職業高中”を昨年卒業した19歳のHouさんです。 二人とも大学や専門学…
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