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zoom RSS EOS社の3Dプリンター(レーザーシンタリング造形法)によるブリッジフレームのテストケース(その7)

<<   作成日時 : 2014/10/08 23:11   >>

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どのような技術にしろ、問題が生じた場合は、まず、その原因が何であるかを突き止めなければなりませんが、その場合、最も大きな原因と考えられるものから順番に、ひとつずつ条件を変えてテストを行うことになります。
もし、条件を一度に2コ以上変えてテストした場合、たとえ問題が解決できたとしても、当然ながら、何が最も悪い影響を与えている原因だったのかが判断できなくなるからです。
それ故に、問題点の追及と解決には時間がかかり、それに伴う費用も必要となってきます。

すでに20年ほど前になりますが、焼付けられたポーセレンを安全に、しかも、ブリッジを変形させることなく高精度でろう着するための方法を考案し、その関連器材を開発したことがあります。
ろう着用の金属製スタンドと専用の埋没材を用いる後ろう着法です。
一体化した金属製スタンドと専用の埋没材は、加熱膨張と冷却収縮する際にメタルボンドの金属の膨張収縮に調和するように設計されています。
それらの器材は、当時、日本のG社で製品化され発売されました。
ポーセレンファーネスの中で、埋没体に均一な温度を与えながら流ろうする炉内ろう着の一方法です。

下図は、その当時に製作した後ろう着時のメタルボンドブリッジのケースです。
当時は、オペークからの反射光を有効に活用しながら、どうしたら天然歯の温かみのある色調を内部から表現できるか悩んでいた頃です。
そして、17世紀半ばの著名なオランダ人画家の手法を真似て多色積層法に挑んでいた頃でもあります。

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この時の経験から、今回のブリッジフレームの変形についても、ひとつずつ原因となりそうなものの条件を変えながらテストを行ってみました。
その結果、クラウンマージン部(→印)を見ていただくとわかりますように、ピッチングなく支台歯型に適合することができる一つの方策を見つけることができたのです。

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これでブリッジフレームが変形する問題については、ひとまず解決できたと思いました。
ところが、新たな他の面倒な問題が生じてしまったのです。

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