流浪の歯科技工士・王譯平・・・老馬之智

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zoom RSS 三好先生の「遠慮せず改革(案)意見を述べる→西郷隆盛もそうであった」を拝読して

<<   作成日時 : 2018/02/06 21:01  

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三好先生の「遠慮せず改革(案)意見を述べる→西郷隆盛もそうであった」および「横●●弘氏のご意見」を拝読いたしました。
横●●弘氏についてはどのような方か存じあげませんが、歯科技工学校の先生あるいは大学病院などの歯科部門に勤務されている方で、しかも保険技工とは無縁な歯科技工士の方ではないかと推察しています。
泥沼にはまり藁をも掴む思いをしながら、そこから抜け出そうと必死にもがいているワンマンラボや少人数のラボの実情をご存知ない方のようです。

「横●●弘氏のご意見」は下記のとおりです(原文のまま)。

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三好博文 先生 御侍史
こんにちは。先生のご意見その通りと思います。
技工士業界を悪くしたのは「技工士自身にある」と思っています。
環境努力をしないで、サービスを最善と進めてきた結果(錯覚していた)のような気がします。
自分たちの意見・意志を述べることなく(伝える勇気を持たず)やってきた結果、現在の状況になってきたと思います。
意志を伝えないで相手に物事が伝わるはずがありません。
(潜在的に昔の徒弟制度の意識が植え込まれているのでしょうか・・・・)
今になって、技工士になる人材が少なくなってきた危機感を、行政に訴えても
先ずは、就業者の低賃金を改善しなければ良くなりません。
それには、技工料金を見直し(驚いたことに、十数年まえの価格で未だにそのままと聞きました、むしろそれより下がっているとも聞きました。公共料金がどんどん上昇しているのに???)
技工料のダンピング競争を、自らが脱却しなければなりません。
技工士は自分さえ良ければなどとの意識を変えなくてはなりません。
(いずれは自分もダンピングに苦しめられることになるのです)
賃銀や働く条件が良ければ人材は集まり、技工士を目指す若者も増加すると思います。

もう一つは、「企業努力」ともいえる活動をしていないことがあります。
職業人として、少なくとも技工学会や関連学会に参加して知識・技術を高める努力をしておりません。
それは学会参加者をみれば解ります。努力したいる技工士はそれなりの仕事をして、それなりの収入を得ておられます。
一般の会社では競争に勝つためにあらゆる努力を行い、新しい製品開発、新製品の発売、自社独自のものを作り出す等、努力して生き残っています。
参加を呼びかけても、「今更」とか「時間が無い」とか「今の状態で十分」とか言いながら、会合にゆくと苦情ばかり言う人がいます。
自分は努力しないで、第三者(歯科医や行政)のせいにしていることもあります。
われれは「Dental Technologists」であることを認識していないのです。
いまだに「テクニシャン」と意識しています。
「考え方の貧弱さ」は、残念で仕方がありません。
もう、あきらめの境地入ったのでしょうか?
つい三好先生の考え方にのってグチを述べてしまいました。

横●●弘

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ただでさえ安価な技工料の社会保険技工物を誰も好き好んで更にダンピングしているわけではないと思います。
ダンピングせざるを得ない構造的な問題があり、それに対して私たちは目を向けて解決を図らなければならないと思います。
歯科技工士の良識や個人的努力で解決できる問題であれば、すでに20数年前あるいは30数年前に現在生じている問題点は解決されていたでしょう。

社会保険で使用される医療物という、いわば公的料金に付属している歯科技工物でありながら歯科技工士が得られる公的料金は設定されず、また、ひとつとして同じものがない物を手作りで製作しているにもかかわらず、大量生産可能な工場製品と同様に市場価格で取引せざるを得ないところに根本的な問題があると思います。
弱い立場の歯科技工士が仕事を失いたくなければ、また、家族の生活を守るためにも取引先の歯科医師の要求を受け入れざるを得なくなるのです。

これを解決するには組織が動かないかぎり、個人の力や努力ではどうにもなりません。
日本歯科技工士会や日本歯科技工所協会などが中心となり、日本歯科医師会や日本口腔保健協会などへ具体的な提案をもとに話し合いを重ね、それをもとに、さらに厚生労働省や政治家へ積極的な働きかけの必要があるでしょう。

自費の歯科技工物に対しては技工料金の設定は安かろうが高かろうが自由ですが、社会保険の技工物に対しては、どのようなラボで製作しても技工料は一定とされるべきだと思います。
そうであれば、歯科技工物を製作するラボ同士の品質競争となり、ラボの企業努力によって、より良い品質の保険技工物が歯科医療の場に供給されるようになるのではないかと思います。

もし、そのようなことが不可能だというのであれば、日本の保険技工物を全て個人負担の自費にすべきだと働きかければいいでしょう。
中国では歯科技工物は全て自費となっています。
保険技工物のメタルインレーも鋳造冠もワイヤークラスプ義歯もすべてが自費になればいいと思います。
そのうえで、ダンピングしたいラボはダンピングし、技工料を高くしたいラボは高く設定すればいいことです。
歯科医院の先生方だけでなく患者様も自分の希望する価格や品質の歯科技工物を選ぶことができるでしょう。
現在はすでにCAD/CAM を利用しながら歯科技工物を製作する時代となっています。
もしかしたら、すでに時代遅れの日本の保険技工物は一掃されるかもしれません。
私たち歯科技工士は歯科技工物が全て自費になったからといって何も困ることはないでしょう。
今でも歯科技工物の価格競争を強いられているわけですから。

明治維新で活躍した西郷隆盛や坂本龍馬などのように、改革を導く傑出した人材が日本の歯科技工界に現れることは期待できないでしょうが、三好先生もご存じのように、日本歯科技工士会や日本歯科技工所協会のなかには将来を見据えた先見性のある若い友人たちもいます。
彼らに日本の歯科技工界の改革と将来をお願いしたいものだと思っています。

今は亡き米国のマーチン・ルーサー・キング牧師の名言だそうです。
   
問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める。

疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのだ。

私たち日本の歯科技工士に求められているのは、このことなのかもしれません。


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