第7回海外OneDセミナーでの役割を終えて

東京で開催された第7回海外OneDセミナーでの役割を終えて、すでに北京のLラボでの仕事を始めています。
そのセミナーにおける画像をアップいたします。

朝早くから多くの方々が参加されました。

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私の初日の講演テーマは、「中国ラボにおける現状」についてでした。
二日目は「咬合再構築を行う際の機能的なワックスアップ法」について話しました。

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侯晓雯も緊張しながら、「中国における歯科技工士の教育システム」について話しました。
通訳は私がいたしました。
といっても、彼女の原稿を前もって翻訳し、それを読むだけでしたが・・・。

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ディスカッションでは、親友でもあり、尊敬している昔からの仲間と一緒でした。
これにもうひとりの親友である名古屋のK氏が加われば、まさに1998年の「技工未来の草案フォーラム」の再現だったのですが・・。
できれば、あのとき心に芽生えた技工界改革の夢をもう一度見たい気もしますが、73歳の老人になった今ではとても無理な話でしょう。

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初日の演者の方々です。

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二日目のディスカッションは時間不足で、提示されたテーマについて十分な議論ができませんでした。

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二日目の演者の方々です。

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今回の帰国では、親しくしている友人たちをはじめ多くの方々へ大変お世話になりました。
同行している中国人歯科技工士の侯晓雯に日本の実情を見せたいと思ったものですから、学校やラボ見学のための手続きなど、いろいろと無理なお願いをしました。
東京医科歯科大学の口腔保健工学専攻部門をはじめ歯科技工専門学校や歯科技工訓練センターなどそれぞれ異なった教育システムを持たれている3ヵ所の学校、さらに、CAD/CAM設備が充実していると評判のラボで、50名から100名の従業員を雇用されている3ヵ所のラボを見学させていただきました。
やはり、中国と日本とでは歯科技工に携わっている人たちの資質や素質に大きな違いを感じました。
中国のラボでは専門教育を受けた人が少なく、ラボで働く人たちの教育レベルも高いとは言えないため仕方がないのかもしれませんが・・・。
現在勤めている北京のLラボも正直言って技術レベルが高いとは言えません。
改良しなければいけないところが多々あるのですが、慣れきった技術や方法を変えさせるのは容易ではなく、毎日が攻めたり退いたりと戦いの連続です。
日本の高いレベルの技工技術にどこまで近づけることができるか、挑戦のための目標をいただいた「学校とラボ見学」だったように思います。

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この記事へのコメント

としじい
2014年07月29日 12:34
ご講演、お疲れ様でした。
親友と呼んでいただき感謝申し上げます。あれからもう16年が過ぎ去ったのですか。今では佐野さんに「タリバン」と呼んでいただいたことを懐かしく思い出します。現在の歯科界の現状では、歯科技工改革も遅きに失したのです。そう感じている私は、人前にてもはや語る言葉を持ちません。今回だけではなく、これからも人前に出ることはないでしょう。ただ過ぎてしまえば全てが楽しい思い出です。友人が「語ることのない人生より、少しでも語ることのある人生は良きかな」と言っていたのを思い出します。
ご隠居様もお体だけはご自愛なさって、これからも良い人生をお過ごし下さい。
王譯平
2014年07月29日 14:22
としじいさんへ

時が過ぎるのは早いものですね。
“ファーラム四人組”と揶揄されたことが、つい最近のことのように感じられます。
佐野さんといえば、当時、ご自宅へお邪魔して、フォーラムの趣旨など色々なことについて2~3時間、二人だけでお話させていただいたことがあります。
帰りには新幹線の駅まで送っていただき、おまけに、鰻料理までご馳走になりました。
その後、そのお返しもできず、時間ばかりが過ぎてしまいました。
毎年いただいていた達筆な手書きの年賀状を見るたびに、当時のことが思い出されたものです。
HiroT
2014年08月16日 06:34
王譯平先生
お疲れ様です。OZのHiroTです。
直に拝見しましたが、あなたの行く道に間違いがないことを確認させて頂きました。ありがとうございます。
いつになるかわかりませんが先生のところを訪ねようと思っています。よろしくお願いします。ではまたご達者で!
王譯平
2014年08月16日 14:58
Hiro T 様へ
コメントありがとうございました。
自分を生かせる場所を求めて彷徨っているだけで、わたしの行く道が正しいのかどうかはわかりません。
ただ、外に出たことによって内がより正確に見えてきたように思います。
悪いと思っていた外の情況が、ある面では内の情況よりも進歩的で、合理的であることも教えられました。
日本の若い歯科技工士の人達も内で愚痴をこぼすだけでなく、思い切って外へ出られて外の空気を吸われ、自分の歯科技工士人生の流れを変えられるのもいいのではないかと思っています。

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