日本の友人のブログをまねて 【王譯平の二言、三言】

9月中旬頃、下記の情報が入り、大変驚きました。
「東京医科歯科大学歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻(歯科技工)の学生募集停止(案)は学長の判断で本日撤回されました。」
というものです。

歴史があり、多くの著名な歯科技工士が輩出された東京医科歯科の歯科技工学科までが学生募集停止を検討されていたとは心底驚きました。

多くの問題を克服しながらやっと国立大学歯学部の口腔保健学科口腔保健工学専攻へ昇格されたでしょうに・・・。
学長判断で撤回されたことは、ほんとうに良かったと思っています。

東京医科歯科・口腔保健学科口腔保健工学専攻の実習室です。

医科歯科技工室.jpg

もし、国立である東京医科歯科の歯科技工学科までが学生募集を停止したともなれば、応募学生数が少なく、苦しい経営状態でありながらも耐えておられる他の専門学校にも多くの影響を与えたことでしょう。
学長判断で撤回されるに至るまでには、卒業生の技友会役員の方々はじめ多くの方々の努力と働きかけが行われたことと推察しています。

友人の下記ブログによりますと、
https://ameblo.jp/118loop/entry-12464711889.html

厚生労働省では、「歯科技工士の養成・確保に関する検討会」が開かれて、その問題点が検討されているとあります。
しかし、その問題点は、すでに「2018年の歯科技工士実態調査」によって、「低価格、低賃金」、「長時間労働」であると明らかにされているともいわれます。

友人のブログでは、「厚労省は検討会より、まずは初心に返り「大臣告示料金7:3の厳格化」を進めれば良いのではないだろうか」という言葉で締められています。

私自身も、友人の考えのとおりだと思っています。
但し、その前にすべきことがあるように思います。

歯科技工士は、歯科医師の指示のもとで働くことが定められた立場にあります。
仮に、厚労省が歯科技工士の考えを理解したとしても、歯科医師会をはじめ歯科医師関係の組織から協力を得ないことにはどうにもならないことのように思います。

今年の夏の参議院議員選挙では、日技は歯科医師会の推薦候補者を推さず、看護師協会の候補を推したと聞いています。

歯科技工士を代表する日技が歯科医師会に協力しないような態度であれば、日技が歯科医師会に歯科技工士の窮状を訴え、問題解決を依頼したとしても、素直に聞き入れてもらえるとは思えません。
歯科技工士が歯科技工の技術面において、歯科医師と対等の関係で自分の考えを主張することは何ら問題ないと思いますが、あくまでも歯科技工士は、歯科医師の指示の下で働く立場であることを、常に謙虚に受け止めておくべきではないかと私は思っています。

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