テーマ:中国のラボ

平成最後のブログ記事となりました/私の教え子たちとの懇親会

スイス・ドイツにおける約6年間の滞在を終え、愛知県の中部国際空港へ降り立った翌日の朝のことです。 名古屋市中区栄の大通り沿いにある松坂屋デパート前を、腕に喪章をした背広姿の多くの人達が足繁く行き来しているのを目にしました。 近くで葬儀が行われているのだろうとは思ったものの、その人数の多さを異様に感じたものです。 現在であれば、イン…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

教え子たちが楽しみにしている10日間の春節休暇

日本の正月元旦にあたる春節の初日は、今年は2月5日となっています。 1月31日を過ぎると、早めに休暇を取って故郷へ帰る教え子たちが大勢います。 帰るだけで20時間以上を要するという遠い地方から出てきた子たちです。 彼女らには、勿論、飛行機を使って帰る金銭的な余裕などありません。 お土産を手に夜行列車とバスを使った長旅ですが、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

川崎歯科技術研修センターの現状と移転の可能性

遅ればせながら、新年のお慶びを申し上げます。 弊社Lラボでは、大晦日と元旦だけは休日となりましたが、2日からは平常通りの業務を行っています。 中国ラボでは、日本の正月にあたる春節(今年は2月5日)までは非常に忙しい時期になりますので、弊社Lラボでもその間は土日の休みもなく業務を行うことになっています。 そして、それが過ぎると、待ち…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

カナダで働く歯科技工士仲間への返信メール

返信が遅れて失礼しました。 こちらこそ大変ご無沙汰いたしております。 相変わらず、カナダと日本を往復されながら講演やハンズオンコースなどを行われてのご活躍、嬉しく拝読いたしました。 私も歳を重ねるにつれ、時が過ぎていくのがますます早く感じる今日この頃です。 28歳で歯科技工学校を卒業し、30歳の半ばを過ぎたころから歯科技工の大変…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

アナログ技工とCAD/CAMのコラボレーション/インプラント技工の症例において

弊社Lラボの川崎工作室では、医療専門大学の実習生4名を含めて総勢25名の牙科技師(日本で言う歯科技工士)が働いています。 彼らは20歳から24歳の若い子達です。 医療専門大学の口腔修復工芸科(日本で言う歯科技工士科)を卒業して半年から1年半ほどの臨床経験しかない若い子達です。 そのため彼ら一人ひとりが、技術管理を任されている私に、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

一年間の研修期間を修了した私の教え子たち

医療専門大学などの実習生が、弊社Lラボの川崎歯科技術研修センターで学ぶための材料費や教育費は、全て無料となっています。 また、宿舎や3食の食事代も無料、さらに生活補助費として1,000元(約1万6千円)が支給されます。 但し、一年間の研修期間終了後、さらに4年間、歯科技工士として弊社Lラボに勤務することが条件となっています。 勤務…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

郭暁琴の製作よるインプラントを含む咬合再構成の症例

郭暁琴(グオ・シアオチン)は、医療専門大学3年生の時に弊社Lラボの実習生として採用されました。 中国では、医科大学や医療専門大学および職業訓練学校における口腔修復工芸科(日本で言う歯科技工科)の学生は、3年生になると実習生として歯科技工所で1年間の技術訓練を受けなければならないようになっています。 郭暁琴は、その実習期間の半ばを過ぎ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アナログ技工とCAD/CAMのコラボレーションによる大臼歯クラウンの製作

私たち歯科技工士にとって、CAD/CAMは無くてはならないツール(工作機械)のひとつになりつつあります。 CAD/CAMでしか使用できない材料のジルコニアやガラスセラミックも日々進化しているように思われます。 しかし、CAD/CAMには、いわゆる人工頭脳が備わっている訳ではなく、歯科技工士の専門知識とのコラボレーション(共同製作)が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北京市からの立ち退きを強いられつつある歯科技工所

北京市では、昨年頃から工場に対する環境保護局による検査と締め付けがますます厳しさを増しているようです。 工場とみなされている歯科技工所(ラボ)も例外ではありません。 弊社Lラボにおいても、空気を汚染するような煙や粉塵を戸外へ排出していないか、騒音をたてたり、異臭が生じるような材料を使用したりしていないか、汚水の処理に問題がないかなど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

正月早々、移転の準備をしているところです

明けましておめでとうございます。 皆様、すがすがしい新年の朝をお迎えになったことと存じます。 身近な出来事や中国ラボでの私の体験を綴っただけの拙いブログですが、多くの方々にお立ち寄りいただきありがとうございます。 中国の人達にとっての正月は春節(今年は2月15日)ですので、中国の元旦は日本と違ってとりたてて何もなく静かなものです。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

医療専門大学卒業1年後に製作した教え子によるオールセラミックスの臨床例

弊社Lラボの研修センター(川崎歯科技術研修センターおよび川崎工作室)では、実習生に対して、半年間ほどは研修用模型を用いた基礎技術の指導と訓練を行います。 その後は、実習生各自の能力を考慮しながら臨床ケースを与え、臨床に即応できる方法や技術を個別に指導しています。 日本では、歯科技工士の国家資格を得ていない学生が臨床ケースの製作に携わ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

基礎訓練2ヵ月後の実習生によるワックス・アップ

職業訓練学校や医療専門大学の口腔修復工芸科で学ぶ学生たちは、2年課程を修了した後、残された1年間をラボで実習生として臨床に即した技術を学びます。 2年課程の修了日は学校によって若干異なりますが、弊社Lラボにおける実習生の採用試験は毎年6月から7月にかけて行われています。 今年も、実習生の採用試験に合格した約100名の中から、更に面接…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

石膏棒を用いた歯型彫刻を一切行わない実習生のための基礎訓練/臼歯部の場合

つい最近のことですが、北京で「歯科医師のための咬合再構築」というテーマで研修された日本の著名な歯科医師の先生とご一緒させていただき、食事をする機会がありました。 その際、「中国には歯科技工学校は無いのでしょう?」と聞かれましたので、「とんでもありません、約400カ所の学校で歯科技工士の教育が行われていると聞いています」と答えます…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

三好博文氏への返信メール/歯科技工界を見放す若い人たちについて

ご丁寧な長文のメールいただきありがとうございました。 先生の教え子で聴覚に障害を持たれている大蔵くんも今は40歳半ばを過ぎ、家族のために身を削り奮闘されているのではないかと推察しています。 一度、歯科技工の仕事から外れて他業種の仕事をすると、地道な努力が必要で収入も多くはない歯科技工の仕事へ戻ることは難しいでしょう。 どんな仕事で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今年度の実習生に行われた採用試験内容と日本の歯科技工界

中国では、歯科技工が医療部門に属するということで、歯科技工士になりたいという若い人たちは沢山います。 7月に入ると、今年も弊社Lラボには、実習の場を求めてすでに百名近くの学生が受験のために来ています。 一年間の実習期間を終えれば、卒業後にはそのラボでの就職が可能であるため、実習生として受け入れられるということは、卒業後の就職先が決ま…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

実習生への修了証書授与と懇親会

本ブログはもともと、私自身のために、私の備忘録として書き始めたものですが、その後、中国のラボに勤務することになりましたので、中国における歯科技工界のことを日本の歯科関係者の方々に少しでも正しく知っていただければと、私が体験した範囲内でご報告させていただいております。 そのため、歯科関係者の方であっても専門分野が異なる方や、歯科関係者で…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

実習生たちによる初めての臨床ケース(臼歯部メタルボンド・クラウンの一例)

中国では、職業訓練学校(3年制)、大学専科(3年制)、大学本科(4年制)などの学校に口腔修復工芸科(日本でいう歯科技工士科)が設けられています。 その総数は約350校にのぼると言われます。 それぞれの学校では2年間(大学本科では3年間)の教育が行われますが、教科書を用いた理論面の教育が主で、日本の歯科技工専門学校のような実習や実技指…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中国における私の教え子達と彼らの工作室

“工作”という文字を見るたびに、小学生時代の工作の学習を思い出します。 自分で描いた図面と完成図をもとに、木の板を切り、削り、組み合わせながら、自分の身の丈近い大きさのマガジン・ラックを作って褒められた思い出があります。 一方で、第三国の工作員による諜報活動や拉致などという暗いイメージも浮かんできます。 中国では“工作”という言葉…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

川崎歯科技術研修センターとその学生たち

中国の北京市に“川崎歯科技術研修センター”という名称の研修センターがつくられました。 去年の7月から一期生20名の教育を始めています。 といっても、私が個人でつくった研修センターではありません。 弊社Lラボ(北京Lelejia医学技術有限公司)の新設された研修施設です。 王社長の要望で研修センターの名称に私の名前である“川崎”が…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

CAD/CAMを用いたクラウン・ブリッジ製作システムCeramill Sintronの適合精度テスト

CAD/CAMを用いたクラウン・ブリッジの製作法にAMANN Girrbach社のCeramill Sintronというシステムがあります。 切削と焼結を組みあわせた方法によって、コバルトクロム合金によるクラウン・ブリッジのメタル・コーピングやフレームを製作するシステムです。 私個人的に、非常に興味を持っているシステムです。 …
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

実習生がワックス・アップしたダブル・スキャン・テクニックによるジルコニア・ブリッジ

ドイツ・カボ社のCAD/CAM装置“エベレスト”を前にして、ダブル・スキャンの方法に頭を悩ましながらテストを繰り返していたときのことが、昨日のことのように思い出されます。 2006年の暮れから、その翌年にかけてのことでした。 その頃、中国への海外委託技工が問題となり、2007年の6月には、歯科技工士の有志81名によって訴訟が行われる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

他社ラボによる引き抜き防止対策の一例/決断を迫られた研修センターで学ぶ実習生たち

中国では、旧暦の8月15日に中秋節という祭日があります。 Lラボではこの中秋節の日を創業記念日と決め、毎年、その記念行事がおこなわれています。 今年は9月15日がその日に当たります。 今年も、数台の貸し切りバスに分乗して中秋節の前日より北京郊外の観光地へ行き、その地で一泊しながら創業17年の記念行事が行われました。 実習生たちを…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

実習生のために行っているワックス・アップの基礎訓練

中国における歯科技工士の養成と教育は、職業訓練学校や医療専門大学、あるいは医科大学本科などの口腔修復工芸科で行われています。 但し、日本の歯科技工専門学校で行われているような歯科技工技術の実技指導や実習が行われているわけではありません。 また、歯科技工に必要な諸設備を備えている学校はほとんどないようです。 そのため医療専門大学など…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

開設されたLラボの研修センター

毎年、6月から8月にかけて実習希望の学生がLラボ(北京Lelejia医学技術有限公司)にもやってきます。 彼らは職業学校や専門大学あるいは4年制大学の本科などに設けられた口腔修復工芸科(日本でいう歯科技工士科)の学生で、3年生です。 ラボ内では実習生と呼ばれています。 実習生は、学校による推薦あるいは個人面接などによって受け入れが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

デジタルデータをもとに製作された超硬石膏による副模型

弊社の王社長が日本歯科新聞のインタビューで「今はデジタルデータの送受信だけで日本をはじめ世界各国の技工物の製作が可能です」と語っています。 その一例として、歯科医院や他のラボからメールで送られてきたデジタルデータをもとに、石膏による精密な作業模型を製作することも可能となっています。 口腔内スキャナーを用いてスキャニングされたデジ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本歯科新聞に掲載された弊社王社長へのインタビュー記事

4月中旬に日本の著名なラボ5ヵ所を見学させていただきましたが、その最終日、弊社Lラボの王社長が中国の歯科技工業界について日本歯科新聞のインタビューを受けました。 その主な内容が掲載された記事です。 画像をクリックすると等倍で表示します。 現在の中国における歯科技工業界の情況を知っていただける内容です。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

十数人の分業によるインプラントの1症例

中国のラボでは、歯科技工物の全てが分業によって製作されています。 インプラントを含む咬合再構築の症例などであれば、日本では経験豊かな歯科技工士の人たちが、その専門知識と経験を駆使しながら、高精度の、また審美的な上部構造の製作に携わっておられることと思います。 私が勤務している中国のLラボでは、他の中国のラボと同様に分業によって歯科技…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

患者さんの技工物製作にも携わる学徒と実習生(後半)

「中国でも、最近は審美面だけでなく、機能面についての要求度が高まっています。弊社では咬合に関する知識や技術がほとんどありません。特に、日ごとに多くなっているインプラントを含んだ咬合再構成など、大きな症例の咬合に関して問題をかかえています。解決のための指導をお願いしたい。すぐに結果は出ないだろうが、2年後に何らかの変化が生じればよいので・…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

患者さんの技工物製作にも携わる学徒と実習生(前半)

中国ラボの多くは、一般に、社歴が長くないせいか、技工物製作に携わっている人たちのほとんどは、10代、20代の若い人たちで占められています。 彼らは、員工(yuangong・従業員)、学徒(xuetu・見習い)、実習生(shixisheng・実習生)という3種の身分で区別されています。 下図はLラボにおけるクラウン・ブリッジ部門の石膏…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Lラボにおける創立16周年記念行事

日本の情報会社による調査資料によりますと、中国で著名なラボ34社のうちの約80%にあたる28社が2000年以降に創立されたラボだそうです。 私が勤務しているLラボ(北京楽楽嘉医学技術有限公司)は今年で創立16周年とのことですので、中国ではどちらかと言えば経歴が長いラボに入るようです。 その創立記念行事がつい先週おこなわれました。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more